エンジニアとして働く際の基礎知識

エンジニアには、さまざまな職種が存在します。一般的なイメージとしては、システム開発においてクライアントへの提案から設計、開発、テスト、運用までの一連の流れをすべて担うスペシャリストという認識ではないでしょうか？こうしたシステム開発の工程すべてを担当するエンジニアは、システムエンジニアやSEと呼ばれますが、そのほか多種多様あるのが実態です。

たとえば、システム開発ではネットワークとの接続は不可欠なものです。そのネットワークの設計や構築を担う専門家として、ネットワークエンジニアという職種が存在します。また、数多くのホームページやSNSなどが乱立するうえでより多くのアクセスを集めるには、Webサイトのデザイン性や操作性を高めていかなければなりません。そこでそうしたデザイン作りを担当するWebデザイナーという職種が、社会的にも大きなニーズを集めるようになってきています。

このほかにも、システム開発でプログラミングに特化して業務を行うプログラマーや、クライアントに対してITソリューションを提供するITコンサルタントなど、エンジニアの職種は多岐にわたってるのです。人一人がこうしたすべての役割を同時にこなすのは、到底不可能と言えるでしょう。このことから、大規模なシステム開発を行うエンジニアとして働くうえで、さまざまな職種のエンジニアが協力しての取り組みが欠かせないことをしっかりと頭に入れておく必要があります。